選ばれる理由⑤ ベストな解決を共に考えます!

交渉は一時の感情で進めるのではなく、冷静に判断することも重要です。専門家として法律で先を見据えつつ、依頼者様にとってベストな選択ができるようサポートしています。
現在地と今後の方向性を示します。ときには、名より実を取ることも
交通事故にあわれた方は悔しい思いを抱え、この先の人生に不安を抱えています。慣れないことの連続で、先行きが見えないのですから当然だといえます。そのため依頼者様には、後どれぐらいの期間治療を受けられて、いくらくらいの示談金がもらえるのかを説明し、現在地を示すようにしています。
また、「何が何でも相手を訴えたい」と裁判を望まれる方もいらっしゃいますが、裁判は時間がかかります。何度も事務所に来ていただき、先方とのやり取りでストレスを抱えながら、1年後に数万円多くもらっても、それが望むことではないかもしれません。ときには、細かなこだわりを持つよりも、大局的に見て早く切り替える方が、早く新しい人生を歩めるようになります。
もちろん、ただあきらめてくださいと言うわけではなく、これまでの事例を参照しながら現実的なことを説明し、納得していただいています。交通事故の過失責任割合は全国的に決まっていますし、裁判をやっても、それ以上動かないこともあります。「どうしても避けれなかったんだ!」と主張するお気持ちは分かりますが、裁判をやっても動かないときには正直にお伝えし、ベストな判断をしていただけるように努めています。
謝罪の考え方
依頼者様の中には、加害者からの謝罪を望まれる方もいらっしゃいます。交通事故では、事故が起こった後は保険屋が処理するので、被害者には、「相手方と直接連絡をとらないように」との指示が出ます。そのため、謝罪がないことが多くなってしまうのです。
絶対に謝罪させたいとなると、最終的には裁判をするしかありません。謝罪のあるなしで最高裁まで争い、3年かけて1円多く取りましたという解決が、望んだ解決となるとは思えません。これを金銭的に解決するのが保険と言うシステムです。まずはそれを説明し、最適な判断をしていただいています。
また、切り替えて人生を送るために、どうしても謝罪が必要だという場合、保険屋を通じてお手紙をもらって解決に導くこともあります。
依頼者様に寄り添い、共に歩んでゆきます
交通事故では、納得できないことも最終的には金銭に置き換えて解決するしかありません。また、その交渉先は加害者ではなく、保険会社となります。
ときには、過失割合に納得できないという人もいらっしゃいますが、割合を巡って裁判にまで発展するのは、必ずしもベストとはいえません。このような場合、過失割合は譲るが、賠償金は上げて欲しいと交渉することもできます。こうなると、金額面では納得しやすくなります。依頼者にとってベストな選択となるよう、保険会社と交渉をすすめます。
弁護士はあくまでも依頼者の方に寄り添い、共に歩んでいく存在です。ベストな解決を冷静に導けるよう、一緒に考えていきましょう。